UTCとGMTの違い
世界の時間の基準であるUTCとGMTは何が違うのでしょうか?2つの基準の由来と実際の使い方を整理します。
UTCとは何か
UTC(協定世界時、Coordinated Universal Time)は、世界の時間の公式な基準です。原子時計をもとにしており、すべてのタイムゾーンはUTCを中心に前後にずれたオフセットで表現されます。
GMTとどう違うのか
GMT(グリニッジ標準時)は、イギリスのグリニッジ天文台を通る本初子午線を基準とした古い時間標準です。日常ではUTCとGMTをほぼ同じ意味で使いますが、厳密にはUTCが原子時計をもとにした科学的な標準で、GMTは天文観測をもとにした歴史的な標準です。
- UTC: 原子時計ベース、国際標準
- GMT: 天文ベース、イギリスなど一部地域の標準時の名称
オフセットで時間を読む
たとえばソウルはUTC+9、ニューヨークはUTC−5(サマータイム適用時は−4)です。2つの都市の時差は、オフセットの差で計算します。
実務では、常にUTCを基準に表記したうえで各地域のオフセットを足したり引いたりする方法が、間違いが少なくなります。